相棒ご推薦の・・・

相棒大絶賛の『ラブ・ケミストリー』
読んでみました。相棒の指摘通りけらけらと楽しみました。
・・・が、「面白いんだけど、相棒ほど心があつくなれない」というのが、読直後の感想。
これは、自分が実験屋をしてるのと、実験屋を見ている人の違いなんだろうなぁ。
実際、高校時代の洋服をずっと持っていて、流行も関係なくきてしまうところなどは、相棒にもみられることで、研究者ってみんなそうなんだろうか・・・と思ったりはしてしまう。
大学3年で自炊を諦めたあたりの下りも、何となく納得してしまう。
ただ、そういう人種が、恋をするととんでもないことになるらしい。
相棒に、自分がいなかったら、この主人公のようにものすごい成果を上げれたのではないだろうか?
もしかして、、相棒が、研究に全力を注ぐことができてない。
原因の一つは自分という存在だと暗に伝えてるのかなぁと考えると。

ぞっとした。

邪魔しちゃいけないと判ってるんだが、最近は我が侭放題だったから、反省。

実験屋を相棒にするときには、こちらも腹をくくってかからないと。


そういえば、職場の同僚に、相棒と同じ人種(研究職)と知り合いたい(結婚したい)といってるのがおるんだが、実験屋にとっては、迷惑なんだろうか。
私同様のスタイルを考えてるらしいのだが、相棒と同じ人種の方々は、私のようなスタイルを納得し受け入れられるのだろうか?

もし、双方の思いが一致するなら、遠距離合コン大会を開いてもいいのかも。
それこそ、相棒たちが集合する時期と場所に(すなわち学会)私の仲間が、押し寄せて、ご飯食べたりしながら、おたがいの出会いを見つけるのも一つかも?と邪魔しちゃいけないと思いながら、邪魔をする方法を考えてしまう。

改めてかんがえると、実験屋とは何かを知ってもらうためには、多くの人に読んでもらいたい小説ではあるなぁ。少なくとも、自分に対し、実験屋を好ましく思う発言をした、同僚には、一読を勧めてみよう。